津波にも備える時代へ─命を守る「津波シェルター付き住宅」

先日、ロシア東部・カムチャッカ半島の近海で、マグニチュード8.8という非常に大きな地震が発生しました。この地震の影響で、日本では北海道から近畿地方まで、実に1500km以上の範囲に津波警報が発令され、多くの沿岸地域で混乱が見られました。

ニュースでは、被害の様子だけでなく、避難所での混乱や不安の声も報道されており、「もし自分の地域で同じことが起きたら…」と不安を感じた方も多いのではないでしょうか。

そんな中で注目されているのが、「100年コンフォート住宅(WPC工法)」です。

この住宅は、地震に強いのはもちろんのこと、なんと津波への備えとして「津波シェルター・ペントハウス」が設けられているのです。これは屋上へつながる階段室を、緊急時に避難スペースとして活用するという新しい発想。いざという時、高台まで避難できない場合でも、家の中で命を守る工夫がなされています。

モデルルーム屋上に設置されている津波シェルター。現地でご覧いただけます。

シェルターには、船舶で使われる頑丈な防水扉が採用されており、万が一津波が襲ってきても流される心配がありません。
コンクリート構造の住宅なので浮き上がることもなく、安全性はお墨付きです。

このシェルターでは、1家族が約4時間、安心して在宅避難できるよう設計されています。

   

「もしもの時、家に居ながら家族を守れる」──そんな安心感こそが、これからの住まいに求められる条件かもしれません。

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