ちがさきうんちく 8
昔から良質の漁場だった相模湾沿いの地域。茅ヶ崎市でも鰯やブリや伊勢エビが年間を通して獲れています。特にシラスは、釜揚げシラスなどに加工され、観光客にも人気ですよね。茅ヶ崎の平成16年度の漁獲量は約80tで、県内12位。湘南地域だとお隣の藤沢が約220t、平塚が約370tとなっています。県内1位は東京湾にも面している三浦市。その数、なんと約2万8千tで、全国33位。ちなみに全国1位は焼津漁港で、約22万tという結果になりました。
ちがさきうんちく 7
茅ヶ崎市がまだ「村」だった明治末期、駅と海水浴場の間の砂丘に火葬場があったそうです。当時は別荘が建て始められた時期で、村役場では「火葬場があっては具合が悪い」と移転先を探しました。しかし、見つかりません。そんな中、「俺の所へ持ってこい!」と言ったのが伊藤里之助村長。自分の土地、現在の本村周辺に移したそうです。その後、火葬場は市街地の開発に伴って、1920年頃に甘沼へ移り、さらに平成に入って現在の芹沢に落ち着きました。
ちがさきうんちく 6
昔、産業道路と国道1号の交差点付近に相模川の支流があり、橋が架かっていました。そこで、一組の男女が待合せをしましたが、時間になっても男が現われません。浮気に気付き、嘆いた女は橋から川へ身を投げた…。以来、「今、何時(なんどき)ですか?」と問いかける女性の幽霊が出るようになったとか。以後、橋は「なんどき橋」と呼ばれるように。今ある、レストラン「なんどき牧場」は橋があった場所の近くに建てたため、橋にちなんだ名前を付けたそうです。
ちがさきうんちく 5
茅ヶ崎市の総人口は約22万人。平成12年度の国勢調査によれば、平日の昼間に約7万人が市外へ出て行き、入ってくるのは2万人。昼間は23%も人口が減少しています。この数字、県内でみれば逗子市と同じぐらいで、減少率は6位。人口20万人以上の市では1位という寂しい結果に…。ただ、横浜と川崎の政令指定都市も減少しているのは意外でした。一方、増加しているのは厚木(+3.5万人)と平塚(+2千人)になります。ちなみに最も増加率が高いのは観光地、箱根でした。
ちがさきうんちく 4
前回紹介した熊野神社にある姥島(えぼし岩)を詠んだ石碑には面白いエピソードが残っています。 昔、魚や貝が豊富に獲れる姥島を巡って、小和田の伊豆の漁師間で漁場争いがあったとか、お互いが譲らない中、決着を着けたのが石碑に刻まれた「相模なる小和田の浦の宇婆島は 誰を待つやらひとり寝をする」という歌。小和田側がこれを根拠に主張をして、姥島を取られずに済んだそうです。もし石碑がなければ今頃は伊豆のものになっていたかもしれませんね。
ちがさきうんちく 3
小和田にある熊野神社の境内に姥島(えぼし岩)を詠んだ歌碑がひっそりと建っています。それには「相模なる小和田の浦の宇婆島は誰をまつやらひとり寝をする」と刻まれています。伝承によれば歌が詠まれたのは江戸時代。旅をするお公家が菱沼の茶屋で休憩を取った時に作ったとか。この碑は以前、今はなき出口町の尾根明神社に建立されていたそうで、熊野神社に移された理由や経緯について詳しいことは不明。しかも、これには面白い言い伝えが…。その話は次回で!
ちがさきうんちく 2
市内総合体育館の敷地内に気象庁の震度計が埋設されているのはご存知ですか?これは県内で横浜など10ヶ所に設置されているもので、基本的に約20㎞間隔で配置されています。近隣では横浜、横須賀、小田原、そして相模湾中央の茅ヶ崎に設置されているわけです。地震速報で発表される茅ヶ崎の震度はここで観測されたものでなんですね。ちなみに設置した96年4月以降に記録した最大震度は98年8月29日(東京湾北部)と昨年7月23日(千葉県北西部)の震度4でした。
ちがさきうんちく 1
来年で市制60周年を迎える茅ヶ崎市、誕生した1947年の人口は約4万3千人でした。それが今や22万8809人の市民を抱える、神奈川県で7番目に人口の多い市町村に。一番はもちろん横浜(約360万人!)。以下は川崎、相模原、横須賀、お隣の平塚と藤沢が続きます。意外だったのが茅ヶ崎より面積が広い厚木(約22万)と小田原(約20万)を上回っている点。茅ヶ崎は人口密度が高いということですね。全国で見れば、県庁がある佐賀市より多いのには驚きました。


